屋根への設置工事

                           瓦屋根の場合

多くのお客様は施工についてご存知でないケースが多いので、全てお知らせしたいと思います。

工事の手段によって、20万〜30万は変わります。

先ずは一番確実で安心できる工法を紹介します。

瓦でのPV太陽電池取付、支持瓦工法



簡単に言えば、既設の瓦をPV設置専用の瓦に交換する工法です。
上記の写真にあるアルミの専用瓦を使います。
でも、これが高いんです。


@ 先ず瓦を外します。

A 外した場所に、専用の合板(瓦木板)を打ち付けます。

でも、ただ打ち付ければよいのではありません。
メーカーによっても、基準が色々で、屋根の(合板)野路板の下の垂木に1箇所は止めて下さいとの
メーカーが多いですが、みなさん良くご存知のメーカーは野路板止めでOKだったりします??


垂木とは、屋根を支える構造材です。通常45ミリの角材が使われます。
この上に合板(野路板)を張っています。


B 合板を打ち付けたら、専用の支持瓦を固定します。


C そしてパネル(PV)を乗せるために使うフレームを固定する金具を付けます


DこれがPVを支えるフレームです。


E次に、フレームの上にPVを設置します。

当社施工の支持瓦のお客様宅です。

設置場所 いわき市小名浜

PVシステム概要
HIT 太陽光発電
210Wパネル 25枚 5.25Kシステム
予想発電量 年間 6,582kwh

見た目では何ら変わりなく見えますが
5.25Kシステムで部材費用が約24万高くなります。

残念ながら、多くの業者はこの工法を行いません。
何故なら、お客様はそこまで知らず、利益が少なく
なるからです。

例えば、他の工法だと瓦に穴を開けて小さな金具を付けるだけで済みます。
垂木に止めなくても良いメーカーまであります。

(シャープ製のH支持金具工法)


スレート屋根の場合


スレート屋根での施工ですが、これもメーカーによって考え方がバラバラですし
施工方法も色々です。

一般的には、スレート用の金具を垂木めざして取付をし、その上にフレームを組んでPVを乗せるのが一般的です。
カナディアンソーラーは、パネルの強度(雪が6メートル積んでも大丈夫とか)が高いので、金具の上にフレームを
組むことなく、フレームレス方式で、金具から直接PVパネルを設置します。

上記の写真は、一般的なメーカー共通の施工で、スレートの下から50ミリ、左右のつなぎ目から50ミリの
間隔を置いて、金具を取り付けしますが、カナディアンソーラーではブチルシートを下に挟み込むことにより
下から70ミリり離隔で、つなぎ目上でも金具設置をOKとしています。

 
先ず設置場所に金具を添えて、下穴を開けて、それから垂木を目指してスレートに穴あけをします。
この作業はスレートの下の防水シートも貫通しますので、やり直しが効きません。
カナディアンソーラーの場合は、マイナスドライバーを使って、貫通させるスレートの下に
防水ブチルを貼ります。

貫通しましたら、その穴にコーキング(防水)を入れます。

コーキングば上の図のように、必ず二回に分けて行い、スレートの重なる部分
コーキングが行き渡るように、丁寧に行う必要があります。


コーキンク゜が終わったら、金具の裏のシート(防水)を外し、適度な締め付けで固定します。


設置が終わりましたら、固定した金具のコーキングを行います。
この場合、金具の下側は間違ってもコーキングをしないのがポイントです。
結露対策として、コの字型にコーキングし、下の方はコーキングしません。

上の写真はカナディアンソーラーの施工です。金具の形状がそれまでの写真と異なっています。

カナディアンの場合はパネルの強度があるので、上記の金具に直接パネルを設置して行きます。
(フレームレス工法)


他社では全てスレート用金具の上にフレームを設置しPVを乗せています。

当社施工、長州産業HIT210Wパネルの施工写真
PV24枚 南、東の多面設置 5.04K 予想年間発電量 5,120kwh


当社施工、東芝サンパワー210Wでの施工中の写真
PV18枚 3.78Kシステム 年間発電予測 4,561kwh

当社施工サンヨーHIT210Wパネルでの施工中の写真
PV 24枚 5.04Kシステム 年間発電予想 6,319kwh 



写真を見られますと、縦にフレームが組まれているのが分ると思います。

このフレームだけで、約85,000円の予算が必要になります。


例えば、瓦屋根でPV 25枚、金具を支持瓦を使った施工と、スレート屋根でPV 25枚フレームレス工法で
設置をした場合の差額はどうでしょうか?

部材だけで30万以上の差が出ます。


支持金具を使っての施工について。




上の写真が支持金具での施工です。
最もポピュラーな施工方法と言えます。

では、順に説明をして行きますが次回更新までお時間を下さい。

2010 7月 30日の更新はここまでです。 島村



最近の施工実績


HIT PVシステム 5.25K 年間予想発電量 5,701kwh

HIT PVシステム 5.04K 年間予想発電量 5,624kwh

HIT PVシステム 3.36K 年間予想発電量 3,465kwh

HIT PVシステム 4.36K 年間発電量 4,780kwh

HIT PVシステム 年間予想発電量 5,044kwh

HIT PVシステム 年間予想発電量 5,893kwh

HIT PVシステム

HIT PVシステム 7.35K 年間予想発電量 7,093kwh 

HIT PVシステム 年間予想発電量6,582kwf

HONDA CIGS PVシステム

サニックスPVシステム 4.2K 年間予想発電量4,522kwh

システム容量と発電量について。

<< 太陽電池容量(システム容量)とは >>

●太陽電池容量(システム容量)は、モジュール(太陽光パネル)公称最大出力の合計値です。

【公称最大出力205Wのモジュール(パネル)を15枚使った場合】

205ワット×モジュール枚数15枚=3,075ワット
この場合小数点3桁目を四捨五入します。
3,075ワットは3,08kWシステムになります。

(注)太陽電池モジュール(パネル)の公称最大出力はJIS規格に基づいて表示。


<< 実使用時の発電量 @【瞬時の発電量:kW】 >>

●多結晶太陽電池(公称最大出力162ワット)を19枚【3.08kWシステム】の場合。 ※条件 快晴(日射強度1kW/u)、春・秋(モジュール温度55℃)

太陽電池容量
3.08kW
× 温度による損失
85%
× パワコンの損失
93.5%
× その他の損失
93%
= 2.28kW

この結果、3.08kWシステムで実際発電するのは2.28kWになります。
太陽電池容量の74%の発電です。


●単結晶HIT太陽電池(公称最大出力205ワット)を15枚【3.08kWシステム】の場合。※条件 快晴(日射強度1kW/u)、春・秋(モジュール温度55℃)

太陽電池容量
3.08kW
× 温度による損失
91%
× パワコンの損失
94.5%
× その他の損失
95%
= 2.52kW

この結果、3.08kWシステムで実際発電するのは2.52kWになります。
太陽電池容量の82%の発電です。


太陽光発電システムを検討する場合はモジュール、パワコンの特性とロスについても知っておくべきだと思います。

同じ3.08kWのシステムなのに発電量が違ってきます。